名東デッキを楽しむ庭。草木を立体的に楽しむ。

一年前に施工させて頂いたデッキを楽しむ庭。草花が育ち、そろそろ馴染んできたのではということで写真を撮らせて頂きに伺いました。


お庭のご相談を頂いた時には、デッキは作りたいと思っているけどお庭としてのスペースはあきらめムードで何も植えずに砂場を作ろうかなというお話でした。

中途半端なデッキでは使い勝手も良くない。前面が道路に面していて部屋まで丸見えになってしまう。前面に駐車場も必要。子供さんが遊べるお砂場も何とかしたい。

樹木が植えれる最小限のスペースを残し、出来るだデッキを大きくしました。メインツリーのヤマボウシ、目隠し用のシマトネリコ、デッキ横のジューンベリー、3本の樹木によってデッキのプライベート空間を確保。もちろん部屋の目隠しも兼ねることになりました。

建物のイメージに合わせ、門周りはRC風のブロック積みでスッキリとしたデザインに。砂場をロックで囲み、敷地側からは砂場なのですが、外からは斜面を活かしたロックガーデンに見えるように仕上げました。

図でお客様にはご説明をしたのですが、あまり伝わっていなかったのか、出来上がった時にはとても感動して頂きました。

高低差のある場所は土留めなども必要で費用も掛かりがちですが、上手くデザインすると立体感のある庭に仕上げることが出来ます。

スペースがないからとあきらめず、良い庭を作るチャンスだと考えて頂けると幸いです。