東海愛着のある和庭園を活かす庭。完成しました。

東海愛着のある和庭園を活かす庭。

先日植栽工事を終え、今日は和庭園の手直し。完了しました。

建物側から見て手前側になる植栽帯は樹木越しに奥の和庭園を眺めたいことからエゴノキなどの涼しげな落葉樹を配置しました。

また、植栽帯にはロベリアやペチュニアなどの一年草を多用しました。草花好きなお父さんの今後の楽しみの為です。是非、草花に触って、植え替えも楽しんでほしいと思ってます。

和室からの眺めです。

間仕切りフェンスは設置しましたが透過性のよいハイグリッドフェンスにしました。駐車場は枯山水のイメージになるよう白川砂利を敷きました。

和庭園道路側です。

当初ブロック積みの計画でしたが、法面を割栗石にて土留めする方法に変更してもらいました。

やっぱり剪定すると和庭園はいいですね。先代の建物に使われていた鬼瓦。お父さんから和庭園の中でうまく使ってほしいとのご要望でした。和庭園を引き立ててくれるオブジェとなりました。

飛び石として使われていた石も使い方を変えて庭に取り入れました。和庭園も建て替えに伴い形を変え楽しんで頂く。思い入れのある品々も上手く取り入れ、引き続き大切にして頂くことで今作ったものではなく、その歴史も楽しんで頂ける。この現場でそんなことを思いました。

この現場でかかわってもらった職人さんたちにも是非見てもらいたい。そんな思いも含めブログを書かせて頂きました。オーナーさんには昔の東海市のお話をたくさん聞かせてもらいました。改めて今の街並みになるまでの歴史を感じ、庭造りもその一端を担ってる気がして、後に残していく責任や使命を感じさせて頂く現場となりました。1年後2年度にまた是非写真を撮らせて頂き、報告させて頂きたいと思います。